成長と共に豊かな英語表現が身につくカリキュラム、その秘密とは?

幼稚園やこども園、保育園などでこれから英語教育を始めたい、あるいは、すでに始めているが違うものを検討したい、と考えている方はいらっしゃいませんか?子ども向けの英語教材やカリキュラムは様々ありますが、実際のところ何を基準に選べばよいのか迷われている方も多いと思います。

学園としては、手軽さや費用、保護者からの反応など、教材の内容以外にも気になる部分があるでしょう。
しかし、実際に「子どものためになる」英語教育はどのようなものでしょうか?

子どもたちが楽しく取り組めることはもちろん重要ですが、それと同時に子どもにとって役立つこと、つまり「将来に活かせる英語学習であること」も大切な基準なのではないでしょうか。

使える英語を子どもたちに習得してもらうには、子どもに合った内容かつよく作られたカリキュラムである必要があります。

私たちが提供するLittleSEEDおよびGrapeSEEDは、幼児英語教育研究者やカリキュラム開発者など、多くの専門家により作られたカリキュラムで、3歳以上の子どもを対象としています。LittleSEED、GrapeSEEDともに、様々な特徴がありますが、今回は特に「子どもの成長に合った学習内容」という点についてご紹介いたします。

例えば「ごめんなさい」という表現についてです。
日本語では「ごめんなさい」「すみません」「申し訳ございません」など、話す人の年齢やその時の状況に応じて使い分けをします。

GrapeSEEDでもこれと同様に、子どもたちの年齢や成長に応じて必要な英語表現を指導します。

GrapeSEEDは、ユニットと呼ばれる単元で構成されており全部で40ユニットあります。
学習が進むごとにユニットが進みますが、”Sorry”はUnit2、つまり学習が始まってすぐに学ぶ表現になっています。なぜなら、”Sorry”という表現は、学習を始めたばかりの4歳から小学1年生くらいの子どもが日常的に使う言葉だからです。

もう少し学習が進んだUnit6では”Excuse me”という表現も歌に合わせて学びます。
くしゃみをしたり、誤ってぶつかってしまった時に”Excuse me”と言おう、という内容の歌ですが、これは普段の生活の中でも保護者や先生が子どもに教えていることです。

更に、子どもたちが小学校中学年から高学年頃になると、大人もよく使う正式な謝罪”I apologize”の使い方やその場面などを学びます。

GrapeSEEDでは、一度習った表現はその後のユニットでも何度も繰り返し楽しく繰り返し体験していきます。学習を継続することで自然に、”I’m sorry”や”I apologize”など、様々な英語表現の使い方やその適切なタイミングなどを理解し習得できます。

今回ご紹介した謝る表現以外にも、普段の暮らしの中で必要な表現をその都度学んでいくため、子どもたちは無理なく英語を身につけていくことができます。

自然かつ本格的な英語を子どもたちに習得してほしいとお考えの教育関係者の皆さまは、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
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July 4, 2025
”英語は勉強するもの” そんな大人の感覚が、子どもにも当てはまると思っていたりしませんか? 実は、子どもにとっての”英語”は、“外国語”というより “もうひとつの言葉” 。 日本語を覚えた時と同じように、 「伝えたい」「理解したい」という気持ち が原動力になります。 つまり子どもたちは、大人のように文法や単語を暗記するのではなく、 ・英語で遊ぶ ・英語で歌う ・英語でやりとりする このような 日常の中の体験 を通して、自然と英語を身につけていくのです。 特に幼少期は、音への感度が高く、耳からのインプットが非常に効果的です。 だからこそ、話せるようになる前に、 英語の音にたっぷり触れて、体にしみこませる時間を増やす ことが大切です。 “英語を勉強する”のではなく、 “英語で過ごす” 毎日の中で、子どもたちの力は育っていきます。 私たちの提供するLittleSEEDおよびGrapeSEEDでは、 年齢や成長に合わせた楽しい歌や物語、先生とのやりとりなどを通じて、 子どもたちが“言葉”として英語に出会い、英語を“使える”ようになるプロセスを大切にしています。 GrapeSEEDについてより詳しく知りたい方は、こちらよりお問い合わせください。
June 9, 2025
GrapeSEEDで多くの子どもたちが英語を話せるようになるのはなぜ? その鍵は、「母語のように理解し、話せる英語カリキュラム」にあります。 今回は、その中でも レッスンプラン(学習指導案) に焦点を当て、その秘密を紐解いていきます。 段階的に導く、GrapeSEEDのレッスンプラン GrapeSEEDのレッスンプランは、「責任の移行モデル(Gradual Release of Responsibility)」をコンセプトに構成されています。 これは、教師主導から生徒主導の学びへと、段階的に役割を移していく指導法です。 このアプローチにより、生徒たちは無理なく、意欲的に英語を身につけていくことができます。 Stage 1|先生が話す/子どもたちが聞く レッスンは、先生が教材を読んだり話したりするところから始まります。 子どもたちは、意味をイメージしながら、注意深く先生の話す英語に耳を傾けます。 そして先生は、理解を助けるために読み聞かせの前後で簡単な質問ややりとりを行い、子どもたちの集中と興味を引き出します。 Stage 2|子どもたちが話す/先生がサポート 先生のリードのもと、子どもたちは少しずつ主体性を持ち始めます。 教材に出てきた単語や表現を声に出して言ったり、歌ったりすることで、自分の言葉として英語を使う第一歩を踏み出します。 先生は必要に応じてお手本を示したり、発音の修正をしながら、子どもたちが安心して発話できるようサポートします。 Stage 3|子どもたちが話す/先生が聞く 子どもたちは教材の内容をよく理解したうえで英語を使うことに自信を持ち始め、レッスン内でも主体的に発話するようになります。 先生は見守りながら、必要に応じて語彙や表現の確認を行い、自然なやりとりをサポートします。 このように、はじめは先生がリードし、徐々に子どもたちの主体的な学びへと移っていきます。 GrapeSEEDのレッスンプランでは、1ユニット(約40回のレッスン)を通して、その変化が段階的に設計されているのが特長です。 先生方は、指導案を一から考える必要はありません。 GrapeSEEDのレッスンプラン通りに進めるだけで、子どもたちに合った最適なレッスンが実現できます。 そして子どもたちも、毎日のレッスンを楽しみながら、自然と英語力を伸ばしていくのです。
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