導入校事例紹介【呉中央幼稚園】様のご紹介

学校法人彩葉学園 呉中央幼稚園(広島県呉市)は海や山の自然も近くに感じる呉市の広という街の中にあり、子どもたち一人ひとりが持っている可能性を広げる保育をされています。アットホームな環境の中で子どもたちもリラックスしながら園生活を楽しんでいます。

教育理念
人間形成において最も大切な情操を養い、かつ団体生活における協調性を身に付けさせることを目的とされています。 呉中央幼稚園では遊びを中心とした活動の中から総合的な教育で知性と社会性を育てる事を基本とし、子どもたちが夢中になって遊ぶ中で、子どもの持っている「個性・育つ力・発展する能力」を引き伸ばし、育てていくことを目指しています。

教育の特色 
呉中央幼稚園では主に7つの教育を実施されていますが、その中でも特徴的なのは英語とキッズクラブです。 キッズクラブは週に1回、サッカー、カーペンター、アート、積み木、バレエのクラブから園児が自由に1つ選んで遊ぶ活動です。特に、カーペンターのクラブはとても人気のようです! 英語は全クラス副担任として外国人を雇用されており、ランチタイムや自由遊びの時間などでも英語で子どもたちとのコミュニケーションを図っています。また、全園児に対してGrapeSEEDのレッスンを行っています。  

呉中央幼稚園の取り組みがこちらです。

導入時期       GrapeSEED 2020年、LittleSEED 2019年
導入形態       課外→2019年10月より正課導入
レッスン日数     幼稚園 週4日  小学生 週3日
英語教師       外国人教師3名(正職員2名、非常勤1名)

当初は年少クラスの課外教室からスタートしましたが、保育料無償化のタイミングで年少クラスより正課導入をされました。次年度では年中クラス、その次の年は年長クラスにと、すでに通われているご家庭の負担にならないよう、緩やかな形で全園児導入を進めた事例です。 園長先生はアメリカにて幼稚園児と小学生に対して日本語を指導された経験をお持ちで、その際に幼児期における言語教育の重要性を感じられたようです。そのため、幼児の間に英語の発音に慣れ、英語の好きな子どもを育てたいという思いから、自園の子どもたちにも英語での保育を実践されています。

学校法人彩葉学園 呉中央幼稚園
July 4, 2025
”英語は勉強するもの” そんな大人の感覚が、子どもにも当てはまると思っていたりしませんか? 実は、子どもにとっての”英語”は、“外国語”というより “もうひとつの言葉” 。 日本語を覚えた時と同じように、 「伝えたい」「理解したい」という気持ち が原動力になります。 つまり子どもたちは、大人のように文法や単語を暗記するのではなく、 ・英語で遊ぶ ・英語で歌う ・英語でやりとりする このような 日常の中の体験 を通して、自然と英語を身につけていくのです。 特に幼少期は、音への感度が高く、耳からのインプットが非常に効果的です。 だからこそ、話せるようになる前に、 英語の音にたっぷり触れて、体にしみこませる時間を増やす ことが大切です。 “英語を勉強する”のではなく、 “英語で過ごす” 毎日の中で、子どもたちの力は育っていきます。 私たちの提供するLittleSEEDおよびGrapeSEEDでは、 年齢や成長に合わせた楽しい歌や物語、先生とのやりとりなどを通じて、 子どもたちが“言葉”として英語に出会い、英語を“使える”ようになるプロセスを大切にしています。 GrapeSEEDについてより詳しく知りたい方は、こちらよりお問い合わせください。
June 9, 2025
GrapeSEEDで多くの子どもたちが英語を話せるようになるのはなぜ? その鍵は、「母語のように理解し、話せる英語カリキュラム」にあります。 今回は、その中でも レッスンプラン(学習指導案) に焦点を当て、その秘密を紐解いていきます。 段階的に導く、GrapeSEEDのレッスンプラン GrapeSEEDのレッスンプランは、「責任の移行モデル(Gradual Release of Responsibility)」をコンセプトに構成されています。 これは、教師主導から生徒主導の学びへと、段階的に役割を移していく指導法です。 このアプローチにより、生徒たちは無理なく、意欲的に英語を身につけていくことができます。 Stage 1|先生が話す/子どもたちが聞く レッスンは、先生が教材を読んだり話したりするところから始まります。 子どもたちは、意味をイメージしながら、注意深く先生の話す英語に耳を傾けます。 そして先生は、理解を助けるために読み聞かせの前後で簡単な質問ややりとりを行い、子どもたちの集中と興味を引き出します。 Stage 2|子どもたちが話す/先生がサポート 先生のリードのもと、子どもたちは少しずつ主体性を持ち始めます。 教材に出てきた単語や表現を声に出して言ったり、歌ったりすることで、自分の言葉として英語を使う第一歩を踏み出します。 先生は必要に応じてお手本を示したり、発音の修正をしながら、子どもたちが安心して発話できるようサポートします。 Stage 3|子どもたちが話す/先生が聞く 子どもたちは教材の内容をよく理解したうえで英語を使うことに自信を持ち始め、レッスン内でも主体的に発話するようになります。 先生は見守りながら、必要に応じて語彙や表現の確認を行い、自然なやりとりをサポートします。 このように、はじめは先生がリードし、徐々に子どもたちの主体的な学びへと移っていきます。 GrapeSEEDのレッスンプランでは、1ユニット(約40回のレッスン)を通して、その変化が段階的に設計されているのが特長です。 先生方は、指導案を一から考える必要はありません。 GrapeSEEDのレッスンプラン通りに進めるだけで、子どもたちに合った最適なレッスンが実現できます。 そして子どもたちも、毎日のレッスンを楽しみながら、自然と英語力を伸ばしていくのです。
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