コーチングの目的とコーチングを受ける際の心構え
皆様の学園には先生たちの学習をサポートする「コーチ」と呼ばれるポジションの方はいますか?コーチが行う「コーチング」は、長年にわたって対象者の学習をサポートする重要な役割を担ってきました。コーチングによって、学校内や教室内で先生を個別にサポートすることで、初心者の先生もベテランの先生も同じように指導法を充実させ、強化することができます。
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GrapeSEEDでは、専任のコーチがGrapeSEEDを教える英語教師に対して定期的なコーチングを行っています。今回はGrapeSEEDで行っているコーチングの目的と、受講者にお伝えしているコーチングを受ける際の心構えについてご紹介します。
コーチングの目的
全ては生徒たちの成功のため
よく間違われることが多いですが、コーチングは教師を評価するためのものではありません。コーチングの目的は生徒の学習の向上です。生徒の学習ニーズを満たすため、どのように教師の指導法を調整することができるのかを考え、指導を行います。コーチングとは、教師の批判をするためのものではなく、生徒が成功するための教師の指導技術を伸ばす助けのために行うものです。
コーチングを受ける際の心構え
1. 事前準備
コーチが毎日、毎週、あるいは毎月教室にいるとは限りません。そのため、教師はコーチと過ごす1分1秒を最大限に生かすための準備をしたいものです。コーチとの会話を集中して行い、有意義なものにするにはどうしたらよいでしょうか?フィードバックを得たい具体的な内容や自身の意見を共有できるように準備しておくことで、コーチングを充実した時間とすることができます。
2. オープンマインド
学園や教師は、生徒に対して最高の指導を行う責任があります。コーチが教師を観察して気がついたことや新しいテクニックを教えた時、ネガディブな態度をとるのは避けましょう。自分の指導を新しい角度から見て、新鮮で新しいことを試してみる機会を受け入れることが重要です。
GrapeSEEDの英語教師は、英語指導のスペシャリストである専任のコーチより、充実したコーチングサポートを受けることができます。また、コーチングだけでなく、GrapeSEEDを導入している他の学園の英語教師と意見交換を行うワークショップも定期的に開催しており、英語教師の成長を支援しています。
カリキュラムやコーチングに関してもっと詳しく知りたい方は、ぜひお問合せください。

GrapeSEEDでは、英語を指導する先生方を対象に、専門トレーナーによる継続的なサポートを提供しています。 指導スキルの向上に役立つ学習ツールの提供に加えて、レッスンの振り返りや1対1のコーチング、コ・ティーチング(共同指導)など、現場に寄り添った支援を行っています。 特に 「コーチング」 では、実際のレッスンを映像または実地で見たうえで、レッスン内容の確認や指導に関する相談、より効果的なアプローチの提案を行い、先生方が日々の指導に自信を持って取り組めるようサポートします。 一人ひとりの先生に合わせた関わりを大切にし、「子どもたちに英語で自分の思いを伝えられるようになってほしい」という想いを、指導の質へとつなげていきます。 そんなコーチングの取り組みをより多くの学園で活用していただくため、2024年度末には期間限定のキャンペーンを実施しました。 期間中にコーチングを受けた学園の中から、抽選で数校に「ピザパーティー」をプレゼント! 現場でがんばる先生方に、チームで一息ついていただくための、ささやかな感謝の企画です。 今回当選した2校の当日の様子はこちら↓

新しい学年、新しい環境、そして初めての英語。 初めてのことが多い春は、子どもにとって大きな挑戦の時期です。 今回は、 英語学習を始めたばかりの子どもたちがつまずきやすいポイント と、 ご家庭でできるサポートのヒント をご紹介します。 まず、英語に初めて触れる子どもたちは、 ・「先生が何を言っているのかわからない」と戸惑う ・不安や恥ずかしさで緊張したり言葉が出ない ・他の子と比べて自信をなくす このようになってしまうことがよくあります。 大人でも緊張しますから、子どもたちにとってはなおさらですよね。 GrapeSEEDのレッスン では、始めのうち、 子どもたちに反応や発話は求めません 。 なぜなら、私たちのカリキュラムでは、子どもたちは母語を習得した時と同じ方法と順番で英語を身につけていくからです。 生まれたばかりの赤ちゃんはまだお話はできませんが、その代わりたくさん周りの人の言葉に耳を傾けます。 そして毎日言葉を聞いて、1・2歳頃から少しずつ単語が出てきますよね。 GrapeSEEDも同じです。 始めは先生が何を言っているのかわからなくて当たり前です。 それでも、歌やアクティビティなど、意味がよくわからなくても楽しめるコンテンツが様々あるので、それを通じてたくさん英語の音に触れることができます。 そして、レッスンを重ねていくごとに少しずつ言われている言葉の意味を理解し、徐々に話せるようになっていきます。 実際、GrapeSEEDで英語を学び始めたばかりの子どもたちは、最初はとても緊張している様子ですが、だんだん笑顔が増えていき、先生の真似をしたりしながら、楽しく英語に触れる姿が見られるようになります。 【ご家庭でできる3つのやさしいサポート】 1.「話させようとしない」でOK!まずは“聞く”を楽しむ せっかく学び始めた英語。自宅で子どもが英語を話さないと「大丈夫かな?」と不安になるかもしれませんが、最初は“聞く”ことが何よりも大切です。 無理に話させるのではなく、「今日はどんな歌があったの?」「英語でこんなこと言ってたね」と、自然に振り返るだけでも十分なサポートになります。 2. 英語に限らず「できたね!」をたくさん伝える 英語がわからないことで自信をなくしてしまう子もいます。そんな時こそ、日常の中で「すごい!」「よくがんばったね!」と、英語以外のことでも自己肯定感を高める声かけが大切です。 「がんばることが楽しい」と思える土台づくりにつながります。 3. 保護者も一緒に“楽しむ”気持ちを忘れずに レッスンで触れた英語の歌やストーリーなど、ぜひお子さまと一緒に楽しんでみてください。完璧な発音や理解は必要ありません。「なんだか楽しかった!」が、次の学びにつながるエネルギーになります。 新年度は子どもたちにとっても、保護者の方にとっても“初めて”の連続です。 英語の学習は「できることを増やす」ことよりも、「楽しい!」「もっとやりたい!」という気持ちが続くことが一番の成功です。 ぜひご家庭でも、あたたかく見守っていただければ嬉しいです。 GrapeSEEDについてより詳しく知りたい方はこちらからお問い合わせください。