“失敗からの学び”を伝える
小さい子どもは、何度注意してもその場では理解できない、分からないことってよくありますよね?
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「坂道を走るとつまづいて怪我するよ!」と注意しても走って転ぶなど、経験して初めて理解できるということも多いと思います。 GrapeSEEDでは、タイトル通り“失敗からの学び”を伝えるための教材を用意しています。
例えば、Unit7にあるストーリー「Sad Sam」は、Samという少し悪い男の子のお話です。
Samはご飯の前に飴やアイスクリームなどのおやつばかりを食べてしまい、お母さんが作ってくれた朝食、昼食、おやつ、夕食は一切食べません。
最終的にはおやつの食べ過ぎでSamはお腹が痛くなり辛い思いをする、という内容です。
読み手(子どもたち)に対して、「お菓子を食べすぎるとみんなもSamみたいにお腹が痛くなってしまうよ」といった、Samの経験を通して学びを伝えています。
また、このストーリーでは、お菓子は食べ過ぎてはいけないということだけでなく、お母さんが作ってくれた食事はしっかりと食べましょう、といった教訓も伝えています。お菓子が大好きな子どもたちにとって、シンプルで分かりやすい内容です。
GrapeSEEDやLittleSEEDではこのような失敗からの学びだけでなく、「人には優しくしよう」「お友達と喧嘩しない」など大切な価値観、道徳感を学ぶ教材もたくさんあります。
英語だけではなく、子どもたちの人生において大事なこともたくさん教えているカリキュラムです。
GrapeSEEDカリキュラムについてもっと知りたいと思った方は、下記よりお問い合わせください。

GrapeSEEDで多くの子どもたちが英語を話せるようになるのはなぜ? その鍵は、「母語のように理解し、話せる英語カリキュラム」にあります。 今回は、その中でも レッスンプラン(学習指導案) に焦点を当て、その秘密を紐解いていきます。 段階的に導く、GrapeSEEDのレッスンプラン GrapeSEEDのレッスンプランは、「責任の移行モデル(Gradual Release of Responsibility)」をコンセプトに構成されています。 これは、教師主導から生徒主導の学びへと、段階的に役割を移していく指導法です。 このアプローチにより、生徒たちは無理なく、意欲的に英語を身につけていくことができます。 Stage 1|先生が話す/子どもたちが聞く レッスンは、先生が教材を読んだり話したりするところから始まります。 子どもたちは、意味をイメージしながら、注意深く先生の話す英語に耳を傾けます。 そして先生は、理解を助けるために読み聞かせの前後で簡単な質問ややりとりを行い、子どもたちの集中と興味を引き出します。 Stage 2|子どもたちが話す/先生がサポート 先生のリードのもと、子どもたちは少しずつ主体性を持ち始めます。 教材に出てきた単語や表現を声に出して言ったり、歌ったりすることで、自分の言葉として英語を使う第一歩を踏み出します。 先生は必要に応じてお手本を示したり、発音の修正をしながら、子どもたちが安心して発話できるようサポートします。 Stage 3|子どもたちが話す/先生が聞く 子どもたちは教材の内容をよく理解したうえで英語を使うことに自信を持ち始め、レッスン内でも主体的に発話するようになります。 先生は見守りながら、必要に応じて語彙や表現の確認を行い、自然なやりとりをサポートします。 このように、はじめは先生がリードし、徐々に子どもたちの主体的な学びへと移っていきます。 GrapeSEEDのレッスンプランでは、1ユニット(約40回のレッスン)を通して、その変化が段階的に設計されているのが特長です。 先生方は、指導案を一から考える必要はありません。 GrapeSEEDのレッスンプラン通りに進めるだけで、子どもたちに合った最適なレッスンが実現できます。 そして子どもたちも、毎日のレッスンを楽しみながら、自然と英語力を伸ばしていくのです。