英語教師はネイティブスピーカーじゃないとダメ?
皆さまこんにちは!今回は、英語教師の採用に関するGrapeSEEDの考え方をご紹介いたします。
お問い合わせ
昨今、幼稚園や認定こども園など、英語教育を取り入れ始めている学園はどんどん増えています。しかしその一方で、英語を指導する教師の採用についてお困りの学園も少なくはないようです。
教師の採用に関する悩みにも様々なものがありますが、今回は特に保護者の方からも聞かれることがある「英語教師がネイティブスピーカーではなくても問題はないのか?」という疑問について、私たちの考え方や実際の例をご紹介いたします。
はじめに、GrapeSEEDでは英語教師の派遣や採用は行っていません。それは、学園で英語を指導する以上、英語教師は、優れた英語力だけではなく、その学園の教育方針や考え方に合った人材であることが大切だと考えているからです。そのため英語教師の採用は、GrapeSEED導入校それぞれが行っています。
またGrapeSEEDとしては、しっかりとした発音と英語力があれば、英語教師の国籍は問いません。なぜなら、国籍以上に、良い指導ができる・努力ができる・自己改善に励める、といったポイントを重要視しているためです。
GrapeSEEDでは、レッスンを始める準備として、全ての英語教師にトレーニングを受講していただきます。トレーニングでは、カリキュラムの考え方や各教材の説明、基本的な指導方法などをお伝えしますが、実際にレッスンを指導する場合には、それぞれの教材やレッスンプランを良く理解し、覚えておく必要があります。これには、一定の努力が必要となります。
また、教師一人ひとりに対してコーチングサービスも提供しています。弊社の専門トレーナーが、動画などでレッスンの様子を拝見し、それに対するフィードバックやアドバイスを行うというものです。これには、自分の指導方法を改善したい、指導力を向上させたいという意欲が必要です。
他にも、子どもたちに対して楽しいレッスンを提供できているか、学園の雰囲気に馴染めるかなど、英語教師には多くの資質が求められています。
実際にGrapeSEEDを指導している英語教師の方々について簡単にご紹介すると、GrapeSEEDは世界16か国で使われていますが、韓国の導入校の8~9割の英語教師は韓国人です。ベトナムでGrapeSEEDを指導している教師の多くもベトナム人です。日本国内では、外国籍の方が多いものの、日本人の教師の方々も活躍されています。
幼稚園や認定こども園、保育園や英語教室のご担当者の方で、英語教師の採用も含めた自園の英語教育に悩んでいる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

”英語は勉強するもの” そんな大人の感覚が、子どもにも当てはまると思っていたりしませんか? 実は、子どもにとっての”英語”は、“外国語”というより “もうひとつの言葉” 。 日本語を覚えた時と同じように、 「伝えたい」「理解したい」という気持ち が原動力になります。 つまり子どもたちは、大人のように文法や単語を暗記するのではなく、 ・英語で遊ぶ ・英語で歌う ・英語でやりとりする このような 日常の中の体験 を通して、自然と英語を身につけていくのです。 特に幼少期は、音への感度が高く、耳からのインプットが非常に効果的です。 だからこそ、話せるようになる前に、 英語の音にたっぷり触れて、体にしみこませる時間を増やす ことが大切です。 “英語を勉強する”のではなく、 “英語で過ごす” 毎日の中で、子どもたちの力は育っていきます。 私たちの提供するLittleSEEDおよびGrapeSEEDでは、 年齢や成長に合わせた楽しい歌や物語、先生とのやりとりなどを通じて、 子どもたちが“言葉”として英語に出会い、英語を“使える”ようになるプロセスを大切にしています。 GrapeSEEDについてより詳しく知りたい方は、こちらよりお問い合わせください。

GrapeSEEDで多くの子どもたちが英語を話せるようになるのはなぜ? その鍵は、「母語のように理解し、話せる英語カリキュラム」にあります。 今回は、その中でも レッスンプラン(学習指導案) に焦点を当て、その秘密を紐解いていきます。 段階的に導く、GrapeSEEDのレッスンプラン GrapeSEEDのレッスンプランは、「責任の移行モデル(Gradual Release of Responsibility)」をコンセプトに構成されています。 これは、教師主導から生徒主導の学びへと、段階的に役割を移していく指導法です。 このアプローチにより、生徒たちは無理なく、意欲的に英語を身につけていくことができます。 Stage 1|先生が話す/子どもたちが聞く レッスンは、先生が教材を読んだり話したりするところから始まります。 子どもたちは、意味をイメージしながら、注意深く先生の話す英語に耳を傾けます。 そして先生は、理解を助けるために読み聞かせの前後で簡単な質問ややりとりを行い、子どもたちの集中と興味を引き出します。 Stage 2|子どもたちが話す/先生がサポート 先生のリードのもと、子どもたちは少しずつ主体性を持ち始めます。 教材に出てきた単語や表現を声に出して言ったり、歌ったりすることで、自分の言葉として英語を使う第一歩を踏み出します。 先生は必要に応じてお手本を示したり、発音の修正をしながら、子どもたちが安心して発話できるようサポートします。 Stage 3|子どもたちが話す/先生が聞く 子どもたちは教材の内容をよく理解したうえで英語を使うことに自信を持ち始め、レッスン内でも主体的に発話するようになります。 先生は見守りながら、必要に応じて語彙や表現の確認を行い、自然なやりとりをサポートします。 このように、はじめは先生がリードし、徐々に子どもたちの主体的な学びへと移っていきます。 GrapeSEEDのレッスンプランでは、1ユニット(約40回のレッスン)を通して、その変化が段階的に設計されているのが特長です。 先生方は、指導案を一から考える必要はありません。 GrapeSEEDのレッスンプラン通りに進めるだけで、子どもたちに合った最適なレッスンが実現できます。 そして子どもたちも、毎日のレッスンを楽しみながら、自然と英語力を伸ばしていくのです。