体を動かすことと、学習能力の関係

学力の向上に比べ、外遊びやスポーツの重要性が軽視される傾向があることや、生活の便利化・生活様式の変化によって、日常生活においても子どもたちの身体を動かす機会が減っていると言われています。
お友達との遊び方も、オンラインゲームをするなど、この数年のコロナ禍において、運動不足の状況がより顕著になっているのではないでしょうか。

今の子どもたちにとって、休み時間や体育の授業が、1日に行う唯一の貴重な身体を動かす時間となっているかもしれません。一方で、このような時間は、子どもたちを活発にさせるだけでなく、チームやグループで協力するといった社会性を身につける、発達と健康全般を促進させる重要な活動時間であることに間違いありません。 

年齢を問わず、運動には多くの利点があることは皆様ご存じのことでしょう。運動は血行や、体内の酸素を多く含む血液の流れを良くして細胞の成長を促し、新たなエネルギーを与え、集中力を持続させることができます。 
また、記憶力の向上から安眠に至るまで、あらゆることに役立ちます。
定期的な有酸素運動が、記憶、思考、学習に関係する脳の領域である海馬と前頭前野のサイズを増加させることも証明されています。運動によって脳が成長し、学習能力が高まり、学校での成績が向上することもあるのです。 

GrapeSEEDではアクティビティを通して、身体を動かしながら言葉をインプットさせる指導法を取り入れています。また、コンテンツ毎に椅子に座っていた生徒をコーナーに「移動」させるなどの動きを取り入れ、生徒の集中力を維持させたり、リラックスさせています。こうすることで、生徒のグループ活動への参加がより快適で自信に満ちたものになるよう工夫をしています。 

幼い学習者がより多く運動の機会を得ることは、より多くのことを学び、良い健康と良い人生を手に入れることにつながります。 

GrapeSEEDの身体の動きを取り入れた指導法についてもっと知りたいと思った方は是非お問い合わせください。
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June 9, 2025
GrapeSEEDで多くの子どもたちが英語を話せるようになるのはなぜ? その鍵は、「母語のように理解し、話せる英語カリキュラム」にあります。 今回は、その中でも レッスンプラン(学習指導案) に焦点を当て、その秘密を紐解いていきます。 段階的に導く、GrapeSEEDのレッスンプラン GrapeSEEDのレッスンプランは、「責任の移行モデル(Gradual Release of Responsibility)」をコンセプトに構成されています。 これは、教師主導から生徒主導の学びへと、段階的に役割を移していく指導法です。 このアプローチにより、生徒たちは無理なく、意欲的に英語を身につけていくことができます。 Stage 1|先生が話す/子どもたちが聞く レッスンは、先生が教材を読んだり話したりするところから始まります。 子どもたちは、意味をイメージしながら、注意深く先生の話す英語に耳を傾けます。 そして先生は、理解を助けるために読み聞かせの前後で簡単な質問ややりとりを行い、子どもたちの集中と興味を引き出します。 Stage 2|子どもたちが話す/先生がサポート 先生のリードのもと、子どもたちは少しずつ主体性を持ち始めます。 教材に出てきた単語や表現を声に出して言ったり、歌ったりすることで、自分の言葉として英語を使う第一歩を踏み出します。 先生は必要に応じてお手本を示したり、発音の修正をしながら、子どもたちが安心して発話できるようサポートします。 Stage 3|子どもたちが話す/先生が聞く 子どもたちは教材の内容をよく理解したうえで英語を使うことに自信を持ち始め、レッスン内でも主体的に発話するようになります。 先生は見守りながら、必要に応じて語彙や表現の確認を行い、自然なやりとりをサポートします。 このように、はじめは先生がリードし、徐々に子どもたちの主体的な学びへと移っていきます。 GrapeSEEDのレッスンプランでは、1ユニット(約40回のレッスン)を通して、その変化が段階的に設計されているのが特長です。 先生方は、指導案を一から考える必要はありません。 GrapeSEEDのレッスンプラン通りに進めるだけで、子どもたちに合った最適なレッスンが実現できます。 そして子どもたちも、毎日のレッスンを楽しみながら、自然と英語力を伸ばしていくのです。
May 23, 2025
今年度は、昨年度ご好評いただいた現地での見学会に加え、数年ぶりにオンライン説明会も開催することとなりました。 英語教育に課題を感じている皆さまへ向けた、2つの無料イベントをご紹介します。 【全国の導入学園で開催】英語教育見学会 GrapeSEEDのレッスンを直接ご覧いただける「英語教育見学会」を、今年度も開催いたします。 実際の子どもたちの様子や先生の指導風景など、リアルな英語教育の実践をご紹介。 さらに、学園にGrapeSEEDのパートナーが赴き指導をする委託導入についての説明会も行います。 教育現場の課題解決につながるヒントを得られる、貴重な機会です。 詳細・お申し込みはこちら
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